頭痛⑤原因

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頭痛の原因は3つがあります。

1つ目は自立神経(交感神経と副交感神経の総称)の異常です。自律神経とは交感神経と副交感神経がどちらか優位になることで無意識で自動的に身体を働かせる機能のことです。正常では交感神経のみの作用または副交感神経のみの作用が起こります。自立神経の異常とは交感神経と副交感神経の症状が両方起こることで不調をきたします。自立神経の異常は背骨の関節のズレやストレス、生活習慣が大きく影響します。

2つ目はセロトニンの過剰分泌です。

セロトニンに作用は強力な血管の収縮とアドレナリンとノルアドレナリンのコントロールがあります。

セロトニンの過剰分泌にはうつ病薬の薬効、ストレスなどを引き金に血中の血小板からセロトニンが放出され、血中セロトニン濃度が高まります。

しばらくすると、血中セロトニンが代謝されて血中濃度が下がり、血管が拡張して頭痛が起こるとされています。

セロトニンが過剰分泌して脳の血管が収縮し、その後セロトニンが欠乏して脳の血管が拡張することで脳の血流が滞っていたものが一気に流れることで頭痛が起こるとされています。この急激な差が自立神経系に影響し、頭痛などの症状をきたします。

要するに、いきなり上がりいきなり下がることで脳の血管が収縮して拡張することで脳血流循環障害が起こり、頭痛や吐き気の症状が起こるということになります。

 

3つ目は三叉神経による頭痛は三叉神経と頭蓋内血管、特に硬膜血管周囲の三叉神経終末に神経原性炎症がおこることが原因とされています。神経原性炎症により血管内では血小板が刺激され、セロトニンの放出反応などがおこることでより頭痛が悪化しやすくなっているため、原因で一番多いと言われています。他にも三叉神経は側頭筋を通って3つに分かれるため、姿勢が悪い、顎関節症がある、噛み合わせが悪いなどが原因で頭痛を引き起こしている可能性があります。姿勢や顎関節症、側頭筋が大きく影響します。

原因が分かれば対処できます。お身体の状態から頭痛の原因を見つけ、説明でき、苦痛から抜け出すきっかけとなる痛みの専門院・レモン整体墨田区鐘ケ淵へご連絡ください。

*吐き気、ツボ、治し方、外来 、薬は別のコラムを見てください。

 

セロトニン

姿勢筋緊張、自立神経系、痛み、覚醒、前頭葉系に関与

日光:メラトニン、リズム運動、グルーミング

群発頭痛:ホルネル兆候

家族性:眼振、小脳萎縮

 

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